ヒヨコと王子様　---　ARTICLES/Interview/amplifier Summer 2001 #1　和訳

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　　ARTICLES/Interview/amplifier Summer 2001 #1　和訳
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---　Q & A with Will Kemp

英文　#1　#2

Q1：　あなたは最終的にロイヤルバレエのご出身と言うことですが、なぜ全て諦めてまでＡＭＰに所属しようと思ったのですか？

A：　そのことを、諦めたと思った事は一度もありませんよ。ただ、ダンスの別分野に移っただけです。でも、ロイヤルバレエ・アッパースクールで骨の髄まで学んだ事は、今でもたくさん身に付いていると思います。斬り捨ててしまう事にしたものもありますが、とても役だってくれたものもあります。
1995年の「Swan Lake」の初演からＡＭＰに参加したことは、正しい判断だったと確信しています。僕はあのアイデアが好きですし、振りにも不思議な程に馴染でいました。これなら何か出来ると思いました。一番のチャレンジだったと思う事は、それまでと全く違う環境に適応しなければならなかった事です。仕事のスタイル、日程、一緒に仕事をする人達、等々。

Q2：　初めてSwanを踊ってからはパフォーマーとして変化されましたが、そのことについては？

A：　ハッキリ言えるのは、成熟した事ではないかと思います。パフォーマーとして、また一個人としても自信得ました。自信を得た事で、僕は自分自身のこと、自分が何者なのかと考える時に、納得することができるようになりました。今では、自分の周りで起こっている事、それにどうやって順応するか、どうやって謙虚なままでいられるかもっと分ってきたつもりです。ＡＭＰは、僕が今まで手にすることの出来なかった冒険のチャンスを与えてくれます。常に周りから学び、僕自身も驚いています。

Q3：　今までＡＭＰで演じた役の中で、一番自分に近いと思うのは？またそれは何故？

A：　役作りをしていく上で、これは自分だということはありませんね。僕は幸運にも二つの役、シンデレラのエンジェルとThe Car Maのアンジェロを演じましたが、特に後者に関しては、これまでに経験した事のない、自由な発想の機会が与えられました。それは単純に、大胆な役作りのチャンスであり、誰かが期待するように演じる必要は無かったと言う事です。その瞬間こそが仕事の醍醐味で、ディレクターの信頼を得ることであり、何か新しいこと、珍しい事にチャレンジしようとする人達と共に仕事をすすると言うことです。

Q4：　ＡＭＰに所属して仕事をすることで、一番挑戦的部分は何ですか？

A：　ＡＭＰは常に変わって行く劇団です。だからこそ、これまでの成功があったと思います。全ての作品が新しい挑戦で、その度、僕にもっと上手くなりたい、もっと役に近付きたい、もっと確信を持ちたい、と思わせるんです。僕は、常に何かに挑戦し続けたいタイプの人間なんです。

Q5：　マシュー・ボーンはここ数年明らかに仕事の幅を広げていますが、あなたの仕事に対する考えは？また、その幅をどうやって広げますか？

A：　僕に特別な考えがあるかどうか、はっきりとは分りません。でも、僕は自分自身を与えられた役に全てを投入します。浮こうが沈もうが。それば僕のやりかたです。今、僕が今やっている全てのものにもっと意識を集中させています。例えば、それが一番合っているものでなくても、可能な限りの選択肢を見逃さないようにとか、役や振付けを意識するとか。役を学ぶってことは、新たな役を創造することとは違ったアプローチが必要です。誰かのために生み出された役を演じるのに大変かつ重要なのは、既成概念を取り除き、自分自身のものを創り出すと同時にそれが設定の中であること、オリジナルキャラクターとその振付けに忠実であることです。新しい役を創造することは、物語に没頭して、新しいキャタクターに息吹と色を与える興奮を僕に教えてくれます。

>>#2　和訳

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